- 21:02
- 0 Comments
大阪の大学に通っていた頃、下宿先のアパートの玄関をでるといつも珍妙なタワーがみえた。なにか電波を送信してるのか?一体なんのためのタワーなんだ?と最初の方は物珍しかった。ただ1年くらいで見慣れてしまう。迷えばあの珍妙な塔めがけて歩けば大体下宿の近くに着くと知ってからかなり便利な目印にしていた。
この塔の正式名称は「超宗派万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔」略して「大平和祈念塔」
通称「PLタワー」大体PLタワーとしか呼ばない。
歴史上のあらゆる戦没者の霊を慰霊と鎮魂を目的としているらしい。
今見るとよく慣れたよなこんな塔と思いつつ、慣れって怖いもんだなとも実感する。
今や懐かしい景色になった。
- 20:13
- 0 Comments
東京の風景は動かないことがない。
ぽけーっと眺めていても2時間は飽きないほど、十分すぎる情報量がある。
気づけば美味しくて安い居酒屋ができていて、
すこし歩けば中華料理屋のすぐ近くにトルコ料理屋があったりもする。
今までテレビ番組でお店の紹介なんてほとんど東京だったからあんまり見る習慣がなかったのだけれど、上京してからちょっと気になってきた。
よし有楽町の北海道アンテナショップ「どさんこプラザ」のアイスクリームを食べよう!
なんて「そうだ京都へ行こう!」のノリが通用してしまう。
そういえば大阪に住んでたこともあったのにたこ焼きは一切食べず、
うまい明石焼しか食べたことがなかった。
なんてこった、今までかなり損してきている。
今からでも遅くない、もうこの東京を楽しみ尽くすしかない。
- 19:00
- 0 Comments
朝決まった時間に起きて、決まった時間働いて、決まった時間に帰宅する。
そういうことがこういった建物として形を持ち、現れていると思う。
人間の体格や人間性はそれぞれ異なって然るべきなはずなのに、
定刻、定時、定年、定位置を決めようとする。
窮屈だと感じることもある。
だけれどもちゃんと朝決まった時間に起きて、しっかりはたらいて家に帰るのは気持ちがいい。この建物も一つの整頓されたパターンとして見ていくととても綺麗に見える。
規則的なことは窮屈な一面もあれば、一度きちんと覚えてしまえば心を安定させることもあるのだとしみじみ付近の喫煙所でたばこをふかしながら考えていた。
目的地に着いた後、喫煙所を必死に探して一服する。
これが私の規則的な行動、ルーティーン、心を安定させまいとする行動の一つ。
- 6:19
- 0 Comments
愛媛県の蛇口から本当にポンジュースはでるのか。
結論からいうと、出ます。
とはいえどこからでも出るわけではなく、
松山空港2Fで毎月第三日曜日のみ。
それだけのために来るのもあれですから、
もし愛媛に飛行機で来る際はちょっと気にかけてみてください。
- 13:11
- 0 Comments
起承転結の「結」の部分だけがそこにあると、残りの「起承転」を予想したくてウズウズしてしまう。これの写真でいうと
起「船の裏側がやけにきたない」
承「掃除をしようと思い立つ」
転「ここは文字どうりひっくり反して」
でこうなった。
と考えることもできる。
ひっくり返して表面はびしょびしょじゃないか。
どうすんだ。不可解なことが溢れ出てくる。
こういう結末だけに出会うのがとても楽しい。
- 10:31
- 0 Comments
必要最低限な物だけで暮らすライフスタイルをミニマルとかミニマリズムという。
他にも芸術とかデザインとかで使われるけどどう説明したらいいのか要領をえない。
写真にしてみるとこんな感じ。そうこんな雰囲気。
水墨画の余白を楽しむことと共通していて、
ミニマルリズムは空間をできるだけ広く楽しもうとする生活様式なのかもしれない。
- 8:44
- 0 Comments